E233系といえば、JR東日本管内…とくに首都圏各地でみられるメジャーな電車です。
地下鉄対応で設計変更がされた2000番台以外は全ての番台で前面基本デザインが同じで、カラーバリエーションも豊富。
JR東日本といえばこの顔が思い浮かぶ方もいらっしゃるのではないかと思います。
新型車両のデザインというものは実車の登場前にマイナーチェンジが重ねられるものですが、E233系も例外ではありませんでした。
2005年の発表当初、プレスリリースのpdfファイルに掲載されていた画像を見ると、今とはちょっと違う顔つきになっているのがわかります。
http://www.jreast.co.jp/press/2005.html
2005年10月4日の定例社長会見プレスリリースです。
実車と比べると、前面白帯の部分にロゴがあったり、客用扉に黄色いラインが入っていたりと、細かいながらもいくつかの差異が見られます。
この状態のデザインをコラージュ画像で再現してみました。
一番目立つ白帯部分のロゴですが、プレスリリースに添付されていた画像では、解像度の関係でロゴ文字を読み取ることができませんでした。
よって、適当に「E233 CHUO LINE COMMUTER TRAIN」という文字をロゴにして代用しています。
LED行先表示にはプレスリリースの画像を参考に文字を配置し、ドットを調整したものを使っています。
列番表示がオレンジ色LEDなのって、フルカラーLEDと3色LEDを組み合わせるつもりだったってことですかね…3文字表記なのは201系時代のものを引き継ぐつもりだったのでしょうか。
ほか、乗務員扉後ろの戸袋部にロゴを入れたり、前照灯・尾灯の位置と形状を弄ったりしています。
元画像はこちら。